復興の架け橋に

東日本大震災で被害の大きかった、福島、宮城、岩手の東北3県の杉間伐材を使用し、各地域の杉の名を刻印した割り箸。この割り箸が人々との架け橋となり、豊かな東北の自然の力で復興に向けて進んでいくシンボルとなるよう、願いを込めて作られました。

震災後、自身も工場の機械が破損し、福島第一原発の事故による影響で当時の取引先の契約が解約され、廃業を覚悟していた中、復興支援団体のサポートを受けての製品開発でした。売り上げの一部が各3県への寄付される仕組みも作り、「点」ではなく「面」での復興を謳う製品で震災から10年たった今でも、消費者からの共感を呼んでいます。

2016年の熊本大地震の後は、くまモンをパッケージにあしらった「希望のかけ箸 熊本復興応援版」という、同じく地震からの復興を願う製品が生まれました。

製品のクオリティには妥協せず

製品は料亭などで使われる高級な利久割り箸。家庭でのおもてなし、プチギフト、海外の方へのお土産としても喜ばれ、ノベルティとしても数多く採用いただいています。
地元の雇用を生み、地元の杉を有効活用し、三県をつなぐ絆ともなるこの製品は企画においても商品のクオリティにおいても高い評価を受け、グッドデザイン賞やウッドデザイン賞、ソーシャルプロダクツアワードなど多くの賞を受賞しています。

安全安心なお箸

]磐城高箸のお箸は、定期的に放射線量測定の検査を行っていますので、安心安全にお使いいただけます。使用後の割箸、木屑等も薪ボイラーで燃焼し、新たな割箸の乾燥に使用。環境負荷を限りなくゼロに近づける努力をしています。また、いわき市内の障害者施設と提携し、検品、袋詰めを依頼。働く場を提供しています。

取得マーク、認証、受賞歴

2011年 全国間伐・間伐材利用コンクール 間伐推進中央協議会長賞／2013年 グッドデザイン賞／2014年 ソーシャルプロダクツアワード／ウッドデザイン賞2015／2017年 全国推奨観光土産品（グローバル部門）推奨品／他多数