デザインと木の力で東日本大震災の復興支援を、と2012年に開催された「復興支援 東北材デザインコンペ」から生まれた和柄コースター。東北の杉材や津波被害にあった木材を使う想定で、企業のノベルティや応援グッズとして幅広く使えるデザインを募集し、全国から寄せられた232点の作品の中から選ばれ、商品化されました。

全面に施されたレーザー彫刻で、和のパターンが浮き上がり、杉の木目とも相まって繊細なデザインが生み出されています。グラスを乗せても、茶托として使っても生活を美しく演出。ギフトやお祝いの品として、また海外の方へのおみやげとしても喜ばれる品です。企業ノベルティなどにも採用され、2012年の発売から2022年までに3万枚以上が作られました。

木は気温や湿度によって、反る性質があります。しかしグラスを乗せるコースターに反りは禁物。木のまっすぐな面（柾目）を剥（は）ぎ合わせた材で作ることで、反りづらいコースターが完成しました。剥ぎ材を作る工程は宮城県登米市で、レーザー加工、セットは南三陸町の工房で行っています。
麻の葉（あさのは）、捻じ梅（ねじうめ）、青海波（せいがいは）、矢絣（やがすり）、菱文様（ひしもんよう）の5柄セット。それぞれの柄に縁起の良い意味が込められています。パッケージも印象的な熨斗に水引き風のデザインで、お客様にも好評です。
ふれて、見て、使って、デザインと素材の良さを感じてほしい。暮らしを彩る和柄コースターです。

取得マーク、認証、受賞歴

ウッドデザイン賞2015受賞

リスク管理について特記事項

天然素材のためそれぞれ木目や色味が違います。また、木の柾目部分を合わせた剥ぎ材ですので、1枚のコースターの中でも部分により、色味が大きく変わる場合もあります。あらかじめご了承ください。また、それこそが一つとして同じものがない木製品の魅力です。

メンテナンスについて特記事項

水に濡れたら、乾かしてください。濡れたままにしますとカビが生えることがあります。