ひきよせ ヒノキ
豊かな食を引き寄せる器
価格(税込) | 1,980 円 〜 |
---|---|
主材料 | ヒノキ間伐材 |
仕上げ | ウレタン塗装仕上げ/食洗器対応モデルはセルロースナノファイバー(CNF)+ウレタン仕上げ |
産地(材料) | 神奈川県小田原市 |
生産地 | 神奈川県小田原市 |
サイズ | ひきよせ 1段 SS(猪口)径65×H30~ |
その他 | 1,980円~16,500円 |
https://www.pride-wood.net/guideline/
まさに食卓から暮らしを彩る「器」です。デザインも一部に角を感じさせながら全体に柔らかいフォルムのため、和洋どちらにも偏らず、今のナチュラルなライフスタイルにマッチします。木の特性を知り尽くし、高い加工技術を持ち、利用する材を有効に無駄なく使い切りたいというラ・ルースさんの社の方針・イメージを映し取ったようなシリーズですね。(酒井)
製品ストーリー
かまぼこと木製品が名産の小田原は南は相模湾、西は箱根に面しています。
「ひきよせ」はそんな自然豊かな小田原に木工場を構えるラ ・ルースから生まれたブランドです。
この「ひきよせ」プロジェクトの始まりは、二つの異なる思いでした。
ヒノキの間伐材を商品化し有効活用することが、地域の林業、製材業、木工業、小売業が繋がるサイクルになることで森林再生や水源の保全に役立てるのではないか、という思い。
そして、失われつつある小田原の木工技術の継承、職人さんの素晴らしい伝統技術を次世代の方々に受け継いで頂くためにはどうすれば良いのか、という思いです。
その2点を踏まえ2014年に参加した「東京ビジネスデザインアワード」で、優れたデザイナーとのマッチングが決定。
古くから小田原で生産されていたサラダボールが時代に合わせて、ブラッシュアップされたブランドが生まれました。
2015年には、クリスチャン・ディオール本店様やカルバン・クライン本店様でも展開し、ふるさと納税では小田原の特産品として掲載されました。
「ひきよせ」は、古くから伝わる『木地挽き』と呼ばれる技法で作られています。
まず板を棒材にして割れや節のある材を除き、一枚の寄木の板にします。
それを断面が斜めになるように3つの輪にカットし内側の円板を底面に、外側の輪を上段に接着することで立体の器ができます。
そのため無垢から削るのと較べて1/3の材料で済み各段を90°回転して接着することで、割れやゆがみを抑えています。
こうして3段の高さと5つの直径からなる15種のヒノキの器が生まれます。
つまり、ひきよせは材料に無駄がなく、寄木の意匠が美しい頑丈な器なのです。
元の姿は留めなくても、シンプルな形と素材の美しさを存分に味わえる日用品に生まれ変わる。
それはまるで「かまぼこ」のように、日々の食卓に豊かさを引き寄せます。
取得マーク、認証、受賞歴
2014年グッドデザイン賞受賞、2015年ウッドデザイン賞受賞
リスク管理について特記事項
お使いになる時は電子レンジ、食洗機(通常タイプの場合)、乾燥機のご使用は避けてください。長時間のつけ置き洗いはお避け下さい。しっかりと接着された頑丈な器ではありますが、繊細に薄く仕上げてあります。強い衝撃を与えたり、落としたりすると破損や傷の原因となります。木の器は使ったら早めに洗ってしっかり乾かす。これさえ守っておけば毎日の食卓で気軽にお使いいただけます。
メンテナンスについて特記事項
【食洗機対応モデルについて】
セルロースナノファイバー塗料を下地に使うことによって経年劣化を防ぎ、その上に対アルカリ性、硬さを強化する特殊塗料を塗ることによってさらに強度を増しております。
2層にした塗装は、食洗機にも使えるほどの耐久性、耐水性に優れたものとなっております。
【食洗機対応モデルは再塗装を承ります】
1000 回程度の食洗機使用には耐えることを確認致しました。経年により塗料は薄くなってきますので、より長く使用して頂く為に条件付で再塗装を承っております。
【落下等による欠けの修理】
欠けた陶磁器は金継ぎで修理ができますが、この木の器も食洗機対応モデルは、職人さんの技術で修復が可能です。割れた部分を一緒に送って頂ければ条件付で繋いで再塗装致します。