1885年（明治18年）に開校した、いわき市立田人第二小学校南大平分校。
当時の面影を残す貴重な木造平屋校舎は、震災により倒壊の危険が高まり、2014年（平成26年）、ついに廃校となりました。磐城高箸では、校舎に出来るだけ手を加えずに改修し、周囲の山々から丁寧に伐り出された木材を使用して、その廃校で鉛筆を作り始めました。

いわき市は自生域として、檜（ヒノキ）の北限です。厳しい環境で育った市内のヒノキ間伐材から、鉛筆を開発することも試行錯誤の連続でした。
削った瞬間、ふわりと漂う清々しいヒノキの芳香を、あの懐かしい書き心地とともに、是非一度お試しください。削るたびに優しく香る本来の木の魅力を、ぜひお楽しみください。

三角形のパッケージを積み重ねるとだんだん大きな三角形になっていく楽しさ。「旧校鉛筆の」のロゴも遊び心にあふれていて、とても凝っています。「よくできました」の懐かしいさくらマーク、鉛筆本体に押された焼き印など、細かいところにまで気の利いた鉛筆です。今の子どもたちには新鮮に映るかもしれません。

お客様からも、「探してもなかなか見つからなかった国産間伐材の鉛筆をようやく見つけました。」「普通の鉛筆と違いますね。削った時の香りの良さは格別です。」と、うれしい声をいただいています。

取得マーク、認証、受賞歴

間伐材マーク、木づかいサイクルマーク／令和2年 ふくしまベストデザインコンペティション キャッチコピー・ネーミング部門 ゴールドメダル（最高賞）、令和2年 新東北みやげコンテスト 入賞