多くの方が「ほしい」と思うような製品デザインの開発をし、障害を持つ方に誇りをもって仕事をしてほしい、と考える障害者就労支援施設。日本の木を使うことで森の健康なサイクルを促そうと、木製品のデザイン開発を進めるチーム。２つの想いが連携して、作り手の「得意」や「個性」を活かしながらこの「森tebaco」が生まれました。

その成果として、ウッドデザイン賞2023最優秀賞の「農林水産大臣賞」を受賞し、審査委員の方から「最初に見た時に驚きました。木、そのまま。角も全部丸くて。かつてない製品だと思った。～（氏は）ユニバーサルデザインが専門なんですが、こんなに明るいデザインは久しぶりに見ました」と、森tebacoらしい嬉しい評をいただきました。

林福連携の事業から生まれた木製品
障害を持つ方のお仕事を作ろう、と始めたプロジェクトでしたが、多くの人がかかわって楽しい可愛い「森tebaco」になりました。厚みがあるのでしっかり自立します。角は丁寧に丸めてあるので、コロンとした感じがかわいらしく、オフィスにもお部屋にも様々なシーンによく似合います。ギフトや記念品として、お名入れなども可能な商品です。

いつまでもふれていたい心地のよさ
つくり手の「得意」に合わせて、極力パーツ数を減らしたシンプルな形は、そのまま木の良さを伝えてくれます。植物由来のオイルで仕上げ、ていねいに磨き上げたヒノキの手ざわりとぬくもりが楽しめる、tebacoです。

アシンメトリなデザインと”森を感じる”イラスト
デザインに動きを与えるアシンメトリなフレーム。時計の方は盤面に森と、木と、人、そして森を支えるかのような手やまなざし…。森麻衣子さんのちょっぴり不思議なラインのイラストがよく似合います。1から12まで書き込まれ、時間が分かりやすいタイプです。フレームはイラストや写真のほか、押し花などナチュラルな素材を入れるのもおすすめ。

誕生までのストーリーはこちらを
「木と森を育む暮らし百貨」の「つくるルポ！」ページで、生まれてきた過程が詳しくレポートされています。併せてごらんください。どうやって使うかのご提案、「森の手箱tebacoに入れたら楽しいか」のレポートもぜひ。時計、フォトフレーム、カレンダーの3点がデザインされましたが、現在販売しているのは時計とフォトフレームの2種類です。

取得マーク、認証、受賞歴

・ウッドデザイン賞2023「農林水産大臣賞（最優秀賞）」