木製品との付き合い方
木製品に適した温度管理と水分について
木製品を使う上で、とりわけ気をつけることは、急激な温度変化と水分量の変化です。
製品となった木材でも、この水分は周囲の温度や湿度の変化によって出入りするのですが、木材に急激に熱が加わると抜けてしまい、変形したり割れたりすることがあります。逆に湿度の高い場所や水に濡らしてしまうと、木材は水を吸収して膨張し、そのままにしておくと菌の繁殖や変色をまねき、強度を低下させることもあります。
木製品と長く、上手に付き合っていくために
また、木材は自然素材ですから、経年変化しますし、使っていくうちに小さな傷や汚れがついてしまうこともあります。
木製品と長く、上手に付き合っていくためには、次のようなお手入れ、メンテナンスを心がけていただければ幸いです。
お手入れ、メンテナンスのポイント
- できる限り直射日光の当たる場所に放置しないでください。
- エアコンなどの風が直接当たる場所や熱の加わる場所を避けてください。
- 水がかかってしまった場合は乾いたタオルなどで拭き、陰干ししてくだい。
- 汚れた場合でも、つけ置き洗いなどはせず、かたくしぼった布で丁寧に拭き取ってください。
- 製品1つ1つで塗装や仕上げ方法が異なります。不明な点などはメーカーにお問い合わせください。